2025年9月の症例です。
以前から不定期ではありますが、何度かご来院頂いている50代の女性の患者様

今回は、趣味のダンスのレッスン中に【左足首】を軽く痛めて、その後登山に行った際に【右股関節】と【右膝】に痛みや違和感を感じて、ご来院頂きました。

まずは、問診と触診、それに伴い治療を行いました。
【左足首】は、腫れや変色はほぼないものの、つま先立ちの動作や、足首を回すことで痛みが出ます。
また、アキレス腱周辺や足首の前の関節(距骨周辺)を動かすことでも違和感を感じるようでした。
関節の調整、また周辺の筋肉、そして脂肪体に対してアプローチしました。
また、多少の不安定さを感じたので、テーピングにおいて動きを制限しました。
【右膝】は、痛みは軽度。お皿(膝蓋骨)の周りに違和感を感じるようです。
代表的な徒手的検査を行いましたが、半月板や、靱帯には影響がなさそうだったので、膝蓋下脂肪体にターゲットを絞り、調整を行いました。
【右股関節】は、曲げる(屈曲)と鼠蹊部のところに『つまり感』と痛みを感じるようでした。
まずは、股関節の関節包に対して調整を行いましたが、痛みは全く取れず。
次に、腸腰筋や大体、四頭筋といった鼠蹊部の筋肉を調整しましたが、可動域は上がったものの、痛みは完全に取れず。
最後に軽めの負荷をかけて、調整したところ、可動域も驚くほど上がり、痛みも感じなくなりました。
問診や触診、それに基づき原因を探りながら、調整を行い、痛みを起こしている原因が、ある程度特定できたところで、その部位を何回かに分けて、念入りに調整しました。
数日後、この患者様よりLINEをいただきました。

痛みが取れて本当によかったです。
当院では、何度も痛みの原因を探りながら、適切な治療を追求して、施術を行っております。
痛みや体の不具合等をお感じの方はよろしければ、ぜひ一度お問い合わせください。
