足の関節を捻挫することは日常の暮らしやスポーツなど、いつでも起こる可能性があります。例えばちょっとした段差を踏み外したとき、歩行や走行中にバランスを崩したときなどに多く見られます。足首を内側に曲げる力が働いた時に急性の症状として見られることが多く、場合によっては骨折がおこっていることもあります。
捻挫はすぐ痛みが引いたり、特に痛まないこともありますが、組織としては損傷していたり、関節が不安定になっていることもあります。この状態を放置すると筋肉が硬くなったり関節の炎症が起きたりしますので、早めに適切な処置を受けましょう。
足関節捻挫では、損傷のレベル、受傷の時期により、固定等の治療内容が変わります。腫れがひどい場合は、MC（微弱電流療法）を用いて組織の修復を早め、痛みがひどい場合には、ハイボルテージ療法を局所に施します。その後、状態により包帯やテーピングを用いて固定を行い、回復を図ります。痛みや腫れが落ち着いたら、関節の調整やPNF、バランストレーニング等を行い、日常生活、スポーツへの復帰を促します。
捻挫は痛みが落ち着いた時点で、「治った」と思い通常の生活に戻る方も多いのですが、組織の修復にはさらに時間が必要です。しっかりと治しておかないと、歩行等に影響が出て、後々腰痛等を引き起こすことがあります。焦らず、しっかりと治療を行ってまいりましょう。
それぞれの患者様のお悩みに合わせて適切な保険診療を行った上で、自費診療のメニューを追加し、痛みの根本改善を行っていきます。
少しでも気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
股関節痛の原因として多く見られるのは、骨盤のバランスが悪くなっていることです。骨盤は体を支える基礎となる部位なので、ズレがおこったりしていると、股関節に本来はかからない負荷がかかります。それによって股関節の軟骨が摩耗したり、負荷によって炎症を起こしたりすることがあります。
背骨や骨盤のゆがみがおこっていると、股関節周辺の筋肉は負荷がかかり続けて次第に硬くなっていき、股関節の動作領域が狭くなって痛みも起こります。また、妊娠や出産は骨盤に負荷をかけるので股関節の痛みにつながるケースが多くなります。
患者様それぞれ痛みの原因は違うので、治療もそれぞれ違ったアプローチを行っていきます。まず、姿勢のチェックを行い、骨盤の傾斜や脚長差を確認します。可動域の検査を行い、ご説明の上、MF（中周波）等の特殊電療を施します。続いて、トリガーポイント療法等で筋肉にアプローチし、股関節のみに着目せず、下肢全体の動きを考え、足関節・膝・股関節・骨盤の調整をします。その後、PNFにより促通を行いながら、可動域を上げて痛みの軽減を目指します。
いわゆる股関節痛は、保険対象外となり自費診療にて承ります。どうぞお気軽にご相談下さい。
それぞれの患者様のお悩みに合わせて適切な保険診療を行った上で、自費診療のメニューを追加し、痛みの根本改善を行っていきます。
少しでも気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
