夜中に足がつる原因と対策|つつじヶ丘の接骨院「じんだい接骨院」

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夜中に足がつる原因と対策

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あっという間に2月。寒さはこれからが本番、新型コロナウイルスの感染対策と同時に、寒さ対策もしっかりと行ってまいりましょう。

『昨日の夜中に足がつっちゃて痛くて痛くて…』

『漢方も飲んでいるんだけど、なかなか効かなくて…』

『なんで夜中によく足をつるのかね?』

 

当院でも患者さんから、施術中に聞かれる会話です。

『夜中に足がつる』…足でも様々な部位がありますが、部位的にはふくらはぎがつる事が多いです。(私は夜中に太ももの裏がつってしまい、大騒ぎした事がありましたが…)

ふくらはぎの事を、『こむら(腓)』とも言っていた事もあり、ふくらはぎをつる事を「こむら返り」とも言います。

『夜中に足がつる』は少し後にお話しするとして、そもそも『足がつる』とはどのような状態が起きているのでしょうか?

 

『足がつる』とは筋肉が痙攣を起こしている状態です。さらに言えば筋肉の細胞が詰まって、過剰な収縮を起こしている状態です。

では、どのような時に『足がつる』のでしょうか?

ここで年齢により発生する条件に少し違いが出ます。

 

<発生条件>

1.若い世代、また一般の健康な方

運動中、または激しく運動した夜に起こりやすく、極度な筋疲労が考えられます。

※ちなみに私はキックボクシングジムでのミット打ちの夜、太ももがつりました(苦笑)

また激しい運動ではなくても、一般の社会人の方の長時間の立ち仕事等の後も、筋疲労からつる事があります。

 

2.中高年以上の方

特に激しい運動をしたわけでもなく、例えばいつもより多く歩いた…等の自分では意識していないような運動をしただけでも足がつる事があります。

そして今回の本題でもある『夜中に足がつる』…つまり睡眠中にいきなり足がつるのも、この世代に多く起きる症状です。

 

もう少し、『足がつる』事のメカニズムについて考えてみましょう。

 

<メカニズム>

実は『足がつる』時に起こる強い痛みについては、まだ全てははっきりしていないのが実情です。

その中の原因の一つとして、一般的なものは

筋肉(筋細胞)における「電解質」の異常があげられます。

「電解質」とはミネラルイオンとも言われ、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、水素等の各イオンによって筋肉や神経の動きを調整してくれています。

このイオンバランスが何らかの原因で崩れてしまっている時に、筋肉に刺激が加わると、過剰な収縮が起こり『足がつる』が発生しやすくなると考えられています。具体的に言うと、汗をかく事により、多くの水分、そしてミネラルが、体外に流出している事等が考えられます。

ではここでやっと本題

『夜中に足がつる』…のは何故?

 

<原因>

夜中=睡眠時と考えた場合

1)睡眠中は、意外に多くの汗をかきます。そのため脱水症状が起きて、筋肉のイオンバランスが崩れます。

2)日中の動きに比べ、睡眠時は極端に全身の動きが減り、ポンプのように血液を押し上げている筋肉が硬くなり、血行も悪くなります。

さらに、ここに『夜中にあしがつる』世代=中高年、特に60歳以上の方を考えた場合

加齢に伴う筋肉量の減少(特に下半身の筋肉量)や、高血圧・高血糖などによる血行不良が追加されます。

血行不良により、疲労物質がたまり筋細胞が暴走しやすくなるのです。

 

<予防>

これは、今まで述べてきた発生状況や原因を読み返して頂くとわかるかもしれませんが、予防策としてはそのような状況にならない基本的な事が必要となります。

 

1.若い世代、また一般の健康な方

筋疲労が原因である事が多いので、しっかりと運動後のクールダウンを行う!…これが一番です。

運動後、時間の関係もあるとは思うのですが、ウォームアップはしっかりと行うのに、クールダウンはほぼやらずに終わる場合が多いようです。ストレッチ、軽い運動等基本的な事を行うだけで、「足がつる」予防になります。

 

2.中高年以上の方

若い方と同じような運動は、かえって体を痛める事になりかねませんが、やはりウォーキングを始めとした、適度な運動は大切です。そしてストレッチ等のケア。なかなか自分ではできない…という方は、接骨院や治療院で他動的にほぐしてもらう事をおススメします。

それから、ミネラル・水分補給。水道水でも構いませんが、BCAA等のアミノ酸が入ったスポーツドリンクもおススメです。
特に運動中は、ミネラルが急速に消費されますので、がぶ飲みするのではなく、少量づつ水分を補給してみて下さい。

またこれは中高年に限った事ではありませんが、アルコールやタバコの過剰摂取は控える事をお願いいたします。

あと、寒い冬はしっかりと掛布団をかけてお休みになる方も多いかと思います。冷やさない…事は、「足がつる」事の予防になるのですが、あまり重い布団は心臓に負担をかけるだけでなく、足の関節を伸ばしてしまい、つりやすくなる事があります。
最近は軽くて暖かい羽毛布団が主流にはなってきていますが、「布団の重みを感じないと安心できない…」といった方もいますので、室のない範囲で検討してみてください。

 

<当院の「足がつる」事への予防対策>

1)MCC

MCCは筋膜の緊張を緩める効果があります。ほぼ刺激がないので、電気が苦手な方でも安心して受けていただけます。
施術の後に、是非ご検討下さい。

詳しくはこちら

 

2)『健康武道体操』

中高年の方で、どんな運動をしたらわからない…といった方に。
空手を始めとした武道や格闘技の動きを用いて、楽しく体を動かしていきます。

転倒防止や認知症予防にも役立つ内容となっておりますので、お近くの方は是非ご参加下さい。

詳しくはこちら

 

<最後に>

『夜中に足がつる』原因といっても、やはり一人一人によって異なる場合があります。

頻繁につる、または様々な予防や対策を行ってみてもなかなか改善しない…といった場合は、糖尿病や脳梗塞等、思わぬ病気を知らせる体からのサインかもしれません。お早めに医療機関にご相談してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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