こんにちは。 今回は先日、腰の痛みで来院された80代女性の症例をご紹介します。 「昨日ミシンを運んだら、急に腰が痛くなってしまって…」 とのことでご来院されました。⸻ 来院時の状態 患者様のお話と動作確認を行うと、以下の症状がありました。 ・しゃがむ動作ができない ・寝返りがうてない ・起き上がるのが辛い 触診では、腰を支える筋肉である【腸肋筋(ちょうろくきん)】に強い圧痛が確認されました。 また検査では、骨盤のつなぎ目(仙腸関節)の動きの硬さもあり、腰の痛みに影響している可能性が考えられました。 ⸻ 1回目の施術 まずは、現在出ている痛みの原因となっている組織の治療を優先しました。 具体的には ・ハイボルテージ療法による痛みの軽減 ・手技療法による筋肉の調整 ・脊柱起立筋群(腸肋筋・最長筋・多裂筋など)の滑走改善 …を中心に施術を行い、まずは炎症や筋肉の緊張を落ち着かせることを目的としました。
⸻ 2回目の施術 2日目の来院時、痛みはまだ残っており、動作も辛そうな様子でした。 しかし、初日と同じ治療を継続したところ、 施術後には ・寝返りが可能になる ・起き上がりが楽になる など、明らかな改善が見られました。 ⸻ 3回目の施術 痛みが少し落ち着いてきたタイミングで、局所の治療に加えて身体全体の調整も行いました。 この日は ・仙腸関節の調整 ・足底(足関節)のバランス調整 を実施しました。 検査では ・仙腸関節の可動性低下 ・左足の外反傾向 が確認されました。 身体は重力の影響を受けながら全身が連動して動いているため、腰だけでなく全体のバランスを整えることが重要になります。 ⸻ 4回目 日常生活で感じていた痛みはほぼ消失しました。 現在は患者様のご希望や生活状況を伺いながら、再発予防と完治を目指して施術を継続しています。 ⸻ 腰痛は「原因が一つではないこと」が多いです 腰痛は ・筋肉の炎症 ・関節の動きの問題 ・身体のバランス ・日常生活の動作 など、複数の要因が重なって起こることが多い症状です。 そのため当院では ①痛みを出している組織の治療 ②身体全体のバランス調整 この両方を大切にしながら施術を行っています。 ⸻ 腰の痛みでお困りの方へ 「重い物を持った後から腰が痛い」 「寝返りや起き上がりが辛い」 このような症状でお困りの方は、無理をせず早めのケアをおすすめします。 腰痛でお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。