「電気(治療)って本当に効くんですか?」
患者さんからよくいただく質問のひとつです。
実はこれ、私自身も昔から感じていた疑問でもありました。
駆け出しの頃に勤めていた整形外科のリハビリ科、そして保険診療が全盛期だった頃の接骨院…
正直、電気治療が“他の患者さんが手技の施術を受けている間の『待ち時間』のような役割”になっている場面もありました。
そのため今思うと
「とりあえず電気をかける」という使い方では、
効果を実感しにくいのも無理はないと思います。
では実際のところ、電気治療は効くのでしょうか?
結論から言うと、
電気は“正しく使えばしっかり効果が出るもの”です。
ただし大事なのは
「何のために使うか」「どの部位に用いるか」です。
電気治療には大きく分けて、次のような役割があります。
・痛みを抑えるもの
・筋肉を緩めるもの
・回復を早めるもの
例えば、痛みが強い場合には
痛みを抑える電気を使うことで、その後の施術がスムーズになります。
また、筋肉の緊張が強い場合には
手技だけでなく電気を併用することで、より効率よく緩める場合があります。
さらに、微弱電流(マイクロカレント)は
細胞レベルで回復を促す働きがあり、
捻挫等における炎症の回復を早める目的で使用します。

そして当院では、電気治療を単独で終わらせることはありません。
必ず手技と組み合わせ、
それぞれの患者さんの状態に合わせて使い分けています。
電気は”ついでにやるもの”ではなく
”回復を早めるために使うもの”…です。
大切なのは
「とりあえず当てる電気」ではなく、
「目的を持って使う電気」です。
あくまでも【手技】こそが治療の原点であることは絶対ですが、電気療法等はそれを助けてくれるパートナーのような存在です。
もしこれまで電気治療に対して
「よくわからない」「効いている気がしない」と感じていた方は、
使い方や組み合わせによって
印象が変わるかもしれません。
気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。