9月18日(日)に、東村山市民スポーツセンターで行われたフルコンタクト空手の大会『第25回サバキチャレンジ関東大会』に、メディカルトレーナーとしてご依頼頂き、参加してまいりました。
コロナにより約3年ぶりに開催された今大会は、私が以前在籍していた空手団体が主催するものです。
私が肩の怪我により退会してから、何年も経ちますが、今でもこのように声を掛けて頂けることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
今大会はジュニアからシニアまで、幅広い年齢層の方が出場しますが、特に気をつけるのは、やはりジュニア世代です。
ジュニア(幼年部~小学生低学年)は、骨格がまだ完成されておらず、一般では軽い打撲で終わるものも、ジュニアでは骨折等の大けがに繋がる事も考えられます。
またジュニアは大人と違って、痛みをうまく伝える事ができません。打撃を頭部にもらったり、転倒したショックで泣き出してしまったりすると、問診が出来ずに、まずは落ち着かせることが必要となります。
視診、触診を丁寧に進めながら、落ち着いたところで、問診に入ります。
『子供は大人のミニチュアではない』という名言があります。
この3年間、ジュニアの格闘技における安全性について、まだまだ足らない事ばかりではありますが、学んでまいりました。
今回は、幸いなことに大きな怪我もなく、ホッとしております。
大会自体は小規模ではありましたが、熱戦が続く、本当に素晴らしい大会でした。
今後も知識のアップデートを怠らず、不慮の怪我にも対応できるように、準備してまいります。