お疲れ様です。
年が明けて、初めてのブログです。
寒くなりましたね。くれぐれも気をつけてお過ごしください
では、今回の症例です。
【60代女性・急性腰痛症例】
今回は、60代女性の急性腰痛の症例をご紹介します。

今回の患者様は元々腰痛持ちでしたが、数日前に日常生活動作に支障が出るほどの腰の痛みを訴え、また同時に仰向きに寝ると両方の股関節に痛みが出るという事で、ご来院されました。

【初回問診】
とにかく来院された時から、歩くのもしんどそうな感じでした
腰痛の場所をお伺いした際に、ベルトラインより下の骨盤(仙骨周辺)を指差しました。
また仰向けで両股関節が同時に痛むとの事だったので、股関節そのものの疾患の前に骨盤に関連する問題を考えました。
検査の結果、仙腸関節炎の可能性が高いことが分かりました。
また、動き出しに特に痛みが強くなることから仙腸関節の問題に加えて、背骨を支える深層筋である多裂筋周辺の硬さ(滑走障害)も関与していると考えました。

【治療開始】
▶ 1回目(初日)
左右横向きでハイボルテージ療法を行い、
その後、仙腸関節と多裂筋に手技でアプローチしました。
施術後は腰痛自体は残りましたが、「歩きやすい」と喜んで頂き、変化を実感されたようでした。
▶ 2回目
前回施術の夜から、訴えていた股関節痛が消失。
しかし依然として強い腰痛は残っており、引き続き仙腸関節および多裂筋の炎症継続施術を行いました。
▶ 5回目
歩行動作が明らかに改善。
ハイボルテージは横向きで行いましたが、うつ伏せでの施術も問題なく可能に。
治療後には
「骨盤が伸びて真っ直ぐ立てる感じ」
とご本人も体感されるほど改善が見られました。
【まとめ】
今回のケースは
✔ 仙腸関節の炎症
✔ 多裂筋の硬さ(滑走不全)
が重なったことで症状が強く出た症例でした。
現在もあと数回の施術を予定しており、
さらなる疼痛軽減と機能改善を目指しています。
急性腰痛といっても原因は様々。
また股関節の痛みが実は骨盤由来だった、というケースは少なくありません。
同じような症状でお困りの方は、是非一度お気軽にご相談下さい。