先日、自転車のタイヤがパンクして、購入した自転車店に修理を依頼したところ、中のチューブだけでなく、タイヤ自体も劣化していて、交換となりました。
購入してから、5年近く経っていたので、仕方ないとは思いましたが、ここのところ乗っていても、なんか進みが悪く疲れが増す気がしていました。
それが修理後に乗ってみると、その走りやすさに気分爽快♪。
そしてあらためてタイヤの重要性に気づき、とっさにそれを人間の体に置き換えている自分がいました。
人間が2足歩行として立位で生活する上で、地面に直接(靴や靴下は履く事がありますが…)接する箇所は、当然ながら【足部】となります。よく骨盤は土台、脊柱は柱に、例えられる事が多くありますが、実際に立っている状態で、足部は体を支える土台となります。
そして立っている時はもちろん、通常の歩行、そしてランニングやジャンプにおいては、その着地の衝撃を足部が直接受け止めています。
その為、足部における骨(足根骨)の状態が、足部だけでなく体全体に影響を及ぼす事になります。
人により足部の不具合を受けて、症状が出る箇所は、膝であったり、股関節であったり、腰であったりと様々です。
しかし、人間は一つ不具合を感じると、その分他の箇所がカバーする事になり、その状態が続くと、結果的に体のバランスが崩れてきて、一見、足部とは関係ないように思える、首の痛みや、肩の痛みにも関係してくるのです。
また足根骨のそれぞれの位置が正しい位置にない事により、対応する筋肉に影響を与え、重心が片側に偏ったり、本来のパワーが出せなかったり、とアスリートや運動愛好者のパフォーマンスを低下させる一因ともなりかねません。
その事を当院では重視し、【コンディショニング整体】を受けて頂いた全ての患者様には、その症状がどんなものであっても、足部の調整は骨の一つ一つの動きをつけ、適切な一に戻すように、念入りに行っております。
長期に渡って、痛みが続く場合、また不調を感じる場合、今一度『足元』から見直す必要がありかもしれません。
ちなみに当院でしっかりと調整した後は、修理後の自転車と同じように、きっと足が軽く感じ、気分爽快♪で動けると思いますよ…個人差はありますが(笑)。