昔はこんな事、あまりなかったのですが…最近、雨の日や湿気の多い朝、頭痛で起きる事があるようになりました。歳のせい?…と思ったりしているのですが(笑)
頭痛だけでなく関節の痛みも起きたりする方も多く…いわゆる天気痛というものですね。
熱中症予防等の急激な温度上昇による体調管理と共に、これから梅雨を迎え、雨の日が多くなる季節となり天気痛の予防も大切になってきます。
ちなみにこのブログを書いている令和6年6月18日(火)は、朝から大雨。
今朝は頭痛はなかったのですが、変な倦怠感のようなものを感じながら出勤、院につき次第MCC療法を行った次第であります。何故、MCC療法を行ったかは後述します。
話を天気痛に戻します。
◆天気痛の原因
天気痛は、天気の変化によって気圧や温度、湿度にも変化が生じ、その結果、自律神経を乱してしまうことが大きな原因といわれています。交感神経と副交感神経によって構成される自律神経ですが、天気の変化により身体を興奮させる交感神経が活性化(アドレナリンというホルモンが分泌)する事で自律神経の乱れを起こし、身体に痛みを引き起こしてしまうといわれています。また自律神経の調整が上手くいかないために、疲労物質が溜まりやすくなり、変な倦怠感のようなものを感じる方も多くいるようです。
痛みにおきましては、気圧が下がれば、体の中の圧(内圧)が逆に上がってきます。
関節内から圧迫する力が強くなる、関節の中が腫れてくるイメージです。
筋肉や関節などの状態が正常であれば、こうした影響を受けることは少ないかと思いますが、関節内に炎症が起きていたり、変形があったりすると(例:変形性膝関節症)、そこに刺激が加わり痛みを引き起こすことになります。また現在は治っていても、過去に怪我等の経験がある方も、痛みが起こりやすいといえます。
また人によっては関節痛はおきなくても、気圧が下がることで脳の血管は拡張するため、頭痛などがおこる方も多いです。
◆天気痛への予防や対策
日頃から、交感神経の働きが優位になり続けないように、筋肉をほぐし心身共にリラックスできると理想的です。また仕事等の関係で生活リズムが不規則な方も、自律神経が乱れやすく、天気痛が出やすいとも言われています。
天気痛の中でも痛みの強い方はそれを避けようとして、無理な姿勢をとったりすることで、姿勢の崩れや各箇所の筋肉が過剰に緊張してしまう傾向があります。
一般的に言われている事ですが、対策としては
1)規則正しい生活を行い、ストレスをためない。
2 )姿勢の崩れや筋肉の緊張を、治療院等でマッサージ等の施術で調整する
3)適度な運動を行い血流をよくしたり、ストレッチ等のセルフケアで筋肉をリラックスさせる
…等があります。といっても、なかなか難しい方は↓
◆天気痛に対する当院のアプローチ
1)コンディショニング整体により、整体施療に癒しの要素を取り入れながら、それぞれの筋肉・関節等の機能改善を通じて、お体を「より良い状態」に導きます。
2)MCC療法により、自律神経の調整を行う。
MCC療法(全身微弱電流療法)は、「自律神経のバランスを調整する効果」「筋肉を包む筋膜の緊張を緩和する作用」があります。
保健診療、自由診療、どちらでも当院の施術後に加えて頂く事が可能です。
3)ご自宅でも出来るセルフケアの紹介や、当院主催の健康武道体操教室にて無理なく体を動かす。
楽しく無理なく体を動かし、リラックスできる健康武道体操の詳細はこちら
最近は梅雨以外の季節でも、地球の温暖化の影響等で、不安定な天候が続く事も多くなったと感じます。なかなかセルフケア等では改善が見られず、天気痛でお悩みの方は、是非お気軽にご相談下さい。